冬のスタイリングでは、アウターの選び方が全体の印象を大きく左右する。防寒性はもちろん、丈感やボリューム、素材の表情まで含めて一着でコーディネートを成立させたい季節だ。バーバリーは、そんな冬の装いに向けたウィメンズ&メンズの新作アウターを集めた期間限定ストアを、2025年12月10日から16日まで大阪・阪急うめだ本店で展開。ブランドを象徴するトレンチコートとともに、季節感のあるダウンやキルト、ダッフルコートが並んだ。
シルエットで魅せる冬アウター
ウィメンズの「ベルテッド ベリーヒル パディッド カーコート」は、346,500円で登場したショート丈のダウンジャケット。全体にはゆとりを持たせながら、ウエスト部分をベルトで引き締めることで、裾に向かって立体的に広がるメリハリのあるフォルムへ仕上げられている。厚みのある冬アウターでありながら、身体の輪郭を完全に覆い隠さず、スタイリングに抑揚を与えてくれる設計が印象的だ。
中綿にはグースダウンとフェザーを使用。冬の冷たい空気に対応する暖かな着心地を確保しつつ、ショート丈ならではの軽快なバランスも残されている。ワイドパンツと組み合わせればボリューム同士を生かした着こなしに、細身のボトムなら腰位置のベルトがより際立つ。ダウンジャケットを単なる防寒アイテムとしてではなく、一枚でスタイリングの方向性を決めるアウターへと仕立てている点に、バーバリーらしいデザイン感覚が表れている。
限定キルトとダッフルに宿る英国らしさ
阪急うめだ本店限定で展開されたウィメンズの「フロリストンキルト ジャケット」は345,400円。アーカイブのバーバリーチェックを大胆に取り入れながら、柄を構成するラインをベルトモチーフに見立てた遊び心のあるデザインだ。長く親しまれてきたチェックをそのまま使用するだけでなく、視覚的な仕掛けを加えることで、クラシックな柄に新しいリズムを生み出している。
襟や袖口、ポケットの縁にはブラックのコーデュロイパーツを配置。柔らかなチェック柄の表情に濃色の異素材を加えることで、全体の輪郭を引き締めている。遠目ではバーバリーらしいチェックアウターとして映りながら、近くで見ると素材の切り替えや線の構成に細かな工夫が見えてくる。冬の装いに柄を取り入れたい人にとっても、アウター一枚を主役にしやすい仕上がりとなった。
メンズからは、同じく阪急うめだ本店限定の「ハロゲート ショート ダッフルコート」が521,400円で登場。暖かみを感じさせるウールコットン地に、穏やかなアイボリーとブラウンのストライプを走らせた。ダッフルコート特有の重厚さを残しながらも、落ち着いた色調によって柔らかな印象へと整えられている。
左ポケットにはバーバリーを象徴する「馬上の騎士」モチーフを配置。さらに、水牛の角を使ったトグルとボタンにはブランドロゴが刻印されている。視線を集める大きな装飾ではなく、細部を追うことでブランドの意匠に気づける構成だ。ショート丈という点も現代的で、クラシックなダッフルコートを都市生活へ取り入れやすいバランスに更新している。
2025年冬コレクションも一堂に
期間限定ストアでは、この3型だけでなくバーバリー 2025年冬コレクションから幅広いアイテムが展開された。英国らしいアウトドアのロマンを感じさせるウェアに加え、ブランドを代表するトレンチコートなどもラインナップ。ダウン、キルト、ダッフルと異なるカテゴリーを同じ空間で見比べることで、バーバリーが描く冬のワードローブを立体的に捉えることができる。
開催場所は阪急うめだ本店1階コトコトステージ11。住所は大阪府大阪市北区角田町8-7、営業時間は10時から20時、問い合わせ先は06-6361-1381となる。限定アイテムという特別感だけに頼らず、アーカイブのチェックや英国的な素材使いを現代のシルエットへと置き換えた今回のラインナップ。冬の街で実際に着た姿まで想像すると、バーバリーが長く受け継いできた要素が、今の生活に合わせて丁寧に更新されていることが見えてくる。


.jpg)
.jpg)





