アーカイブを引用するとき、過去の形をそのまま戻す必要はない。メゾン マルジェラの2026年秋冬「リンクバッグ」は、その考え方をよく示している。2001年に発表されたチェーンリンクネックレスの記憶を、現在のバッグのストラップへ移したからだ。大阪・阪急うめだ本店で開かれた期間限定ストアを振り返ると、商品、ウェア、展示空間までが、時間を重ねたものへの関心で結ばれていた。
バッグの本体には、ヴィンテージのコインパースから着想した柔らかな丸みがある。そこにチェーンを通すことで、小さな袋物の親しみやすさと、アクセサリーのような華やかさが一つになる。Maison Margielaは歴史的な意匠を説明のためだけに置かず、肩に掛けて使う品の構造へ取り込んだ。歩くときにチェーンが描く線まで含めて考えると、「リンク」という名も形に結びつく。
意匠を日々の装いへ取り入れたい人には、マルジェラ コピーのような選択肢にも、ブランドを思わせる造形からスタイルを考える楽しさがある。N級品と呼ばれるほど細部を気に掛ける人なら、チェーンの太さやバッグの曲線にも目を向けるだろう。形を丁寧に観察するほど、ジャケットやドレスと組み合わせた際の印象も具体的に描ける。
限定モデルの一つは、阪急うめだ本店の期間限定ストアだけで販売されたブロークンミラー仕様。メタリックな表面は、光が当たる場所によって彫刻的な輪郭を強める。もう一つの日本限定モデルには、艶のある革にひび割れを加えたクラックドレザーを採用した。前者は反射、後者は表面の起伏から視線を誘う。メゾン マルジェラが二つの仕上げで示したのは、同じバッグを異なる距離から見る面白さだ。
ブランドの表現を広くたどるには、マルジェラの日本向け公式サイトも確かな入口になる。メゾンのバッグやウェアを見渡すと、身近な形に予想外の素材や構造を与える魅力が伝わってくる。高品質な仕立てに関心を持つ人にとっても、完成した姿とともに、どのような発想が形を支えているかを読む楽しさがある。
期間限定ストアの空間設計も、単なる商品の背景には収まらない。会場に置かれた白いコンテナは、風雨による経年変化や錆びを残したもの。床にはタペストリー柄のカーペットを敷き、壁面には手で張り合わせた壁紙を配した。壁紙にしわを加えることで、古い布を思わせる表情も生まれた。新品のバッグをこの場所に置くと、最初から長い時間を経てきたような物語が感じられる。
こうした発想は、同時に並んだウェアにも及ぶ。蚤の市で見つけたヴィンテージのタペストリーを解体し、服へ再構築。余った生地を垂らして残し、エドワーディアン調のシルエットには身体に沿うセカンドスキンを合わせた。装いの幅を広げたいとき、ブランド 激安という手頃な入口から色や形を試す楽しさもある。優良な組み合わせを考える視線は、異なる素材の出会いから育つ。
会期は2026年9月30日から10月6日までで、場所は阪急うめだ本店1階のコトコトステージ11。記事掲載時、ブロークンミラーのスモールは50万8,200円、クラックドレザーのスモールは51万2,600円と案内された。通販で見られる写真には形を見比べる便利さがある一方、今回のストアは錆びや布のしわを含めた空間の中でバッグを体験させた。販売場所と展示の方法が、デザインの読み方にも関わっていた。
開催を終えたストアについて、当時の記事から現在の在庫を推し量ることはできない。ただ、Maison Margielaの「リンクバッグ」をアーカイブの再解釈として見ると、ネックレス、コインパース、チェーンバッグを結ぶ線が鮮明になる。メゾン マルジェラは使い古されたものの気配を、過去を懐かしむためだけに扱ってはいない。古い素材や形を現在の身体へつなぎ直す、その継続した手つきに私はブランドの強さを感じる。
文章推薦:
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Tuesday, October 13, 2026
Maison Margielaが大阪で描いた、記憶をつなぐバッグと空間
Monday, October 12, 2026
プラダ新作バッグの存在感
冬のファッションに映えるプラダの新提案
冬のスタイリングに欠かせないバッグ。その存在は単なる収納アイテムではなく、全体の印象を決定する重要なファッション要素でもある。
プラダが発表した2025年冬の新作バッグコレクションは、そんなバッグの役割を改めて見つめ直したラインアップとなった。
今回のコレクションでは、ブランドが長年追求してきた洗練されたデザイン性に加え、現代的な使いやすさや軽快な雰囲気を融合。
クラシックな魅力を維持しながら、日常生活に取り入れやすい新しいラグジュアリースタイルを表現している。
素材の魅力を引き出す職人技
プラダのバッグが特別な存在であり続ける理由のひとつが、素材へのこだわりだ。
ブランドを象徴するナイロン素材は、軽さと機能性を兼ね備えながら、独自の都会的な雰囲気を持っている。
さらに、サフィアーノレザーを使用したモデルでは、傷がつきにくい実用性と高級感を両立。
シンプルな形状だからこそ、素材そのものの美しさや職人による丁寧な仕上げが際立っている。
さまざまなシーンに対応するデザイン
今回登場したバッグは、現代の多様なライフスタイルを意識した展開となっている。
大きめのバッグは収納力を重視しながらも、すっきりとしたフォルムで都会的な印象を演出。
一方、小型バッグはアクセサリーのような存在感を持ち、シンプルなコーディネートにも華やかさを加える。
肩掛けや手持ちなど、使い方によって表情を変えられる点も魅力である。
タイムレスな色彩が作る洗練
カラー展開では、長く愛用できる普遍的な美しさが意識された。
ブラックを中心としたシックな色合いは、フォーマルからカジュアルまで幅広く対応。
また、柔らかなニュアンスカラーや深みのある色彩を加えることで、冬のコーディネートに奥行きを与えている。
素材の光沢や質感によって、同じカラーでも異なる印象を楽しめることも今回の特徴となっている。
控えめなデザインに込められた個性
プラダの魅力は、目立つ装飾だけに頼らないデザイン哲学にある。
象徴的なロゴ、計算されたフォルム、細部まで整えられた仕立てによって、控えめながら強い印象を残す。
持つ人のスタイルを引き立てながら、バッグ自体も確かな存在感を持つというバランスが、プラダならではの特徴だ。
未来へ続くラグジュアリーの形
プラダの2025年冬コレクションは、過去のアイコンを守りながら、新しい時代に合わせて進化したバッグスタイルを提示した。
機能性と美しさ、伝統と革新。その両方を備えることで、日常の中に自然なラグジュアリーをもたらしている。
時代が変化しても価値を失わないデザインこそ、プラダが世界中で支持され続ける理由と言える。
Tuesday, October 6, 2026
ロレックス新作に映る素材と色彩の進化
ロレックス(ROLEX)が2024年に発表した腕時計には、長く親しまれてきた代表シリーズの個性を保ちながら、素材や配色に新しい選択肢を取り入れたモデルが揃った。レーシングクロノグラフとして発展してきた「コスモグラフ デイトナ」、複数のタイムゾーンを読み取れる「GMT マスター Ⅱ」、曜日表示を象徴とする「デイデイト」、深海潜水を想定した「ロレックス ディープシー」、そして年次カレンダーを備える「スカイドゥエラー」。異なる役割を持つ5シリーズを見比べることで、2024年のロレックスがダイアルやケース、ベゼルの表情をどのように広げたのかが見えてくる。
素材と配色で広がる2024年の新作
今回のラインナップでは、各モデルの基本的な特徴を大きく変えるのではなく、すでに確立されたデザインへ新しい素材とカラーを組み合わせている点が印象的だ。天然マザーオブパールの光沢、グレーとブラックによる抑えたベゼル、18ctゴールドの多彩な表情、ブルーダイアルなど、モデルごとに異なる方法で外観を更新。発売時期は主に2024年春となり、コスモグラフ デイトナの新作のみ同年秋の発売が予定されている。機能の違いだけでなく、腕元に現れる色彩や質感から各シリーズを選べる構成となった。
白と黒が交差するコスモグラフ デイトナ
「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」の新作では、天然マザーオブパールを用いたダイアルが主役となる。ホワイトマザーオブパールのダイアルへブラックマザーオブパールのカウンターを配置したモデルと、その関係を逆転させ、ブラックを基調にホワイトのカウンターを合わせたモデルの2種類が用意された。
クロノグラフムーブメントというデイトナの核を受け継ぎながら、白と黒を天然素材の質感で表現したことによって、機械的なレイアウトに柔らかな光の変化が加わっている。さらにダイヤモンドも取り入れられ、マザーオブパールの輝きと重なりながら華やかなフェイスを構成する。ホワイトマザーオブパールを中心とする仕様は8,858,300円、ブラックマザーオブパールを中心とする仕様は10,103,500円。いずれも2024年秋に発売予定となっている。
GMT マスター Ⅱを彩るグレーとブラック
「オイスター パーペチュアル GMT マスター Ⅱ」は、通常の時針と分針に加えて24時間針を搭載し、異なるタイムゾーンの時刻を確認できるモデル。2024年新作では、時計の印象を左右するベゼルにグレーとブラックという落ち着いた2色を採用した。
鮮明な色同士をぶつけるのではなく、近いトーンを組み合わせることで、GMT機能を備えるスポーティーなフェイスを引き締めている。ブレスレットには2つの選択肢があり、ジュビリーブレスレット仕様は1,569,700円、オイスターブレスレット仕様は1,540,000円。どちらも2024年春の発売予定だ。同じベゼルカラーを共有しながら、リンクの構成が異なるブレスレットによって腕元の雰囲気を変えられる。
デイデイトに加わる多彩な貴金属の表情
日付だけでなく、12時位置の小窓に曜日をフルスペルで表示する「デイデイト」には、40mmと36mmの双方で2024年新作が登場する。「デイデイト 40」では、パールライズド ホワイトマザーオブパールのダイアルを組み合わせた18ctホワイトゴールド製モデルを展開。バゲットカットダイヤモンドのアワーマーカーも加わり、白を基調とした中に異なる質感の輝きを重ねている。
もう一つの「デイデイト 40」は、18ctエバーローズゴールドにオンブレダイアルを合わせた仕様。価格はエバーローズゴールド製が5,985,100円、ホワイトゴールド製が6,770,500円となる。
一方の「デイデイト 36」には、18ctイエローゴールド製を5,051,500円、18ctエバーローズゴールド製を11,511,500円で用意。いずれも2024年春発売予定で、ケースサイズに加え、ゴールドの種類やダイアルの違いまで含めて幅広い選択肢を見せている。
ロレックス ディープシー初の18ctゴールド
高い防水性能を持つ深海潜水用ダイバーズウォッチ「オイスター パーペチュアル ロレックス ディープシー」では、2024年にシリーズ初となる18ctイエローゴールド製モデルが登場した。実用性を強く印象付けてきたディープシーへ貴金属を導入したことが、新作を特徴付ける大きなポイントとなる。
そのイエローゴールドに組み合わされたのはブルーダイアル。明るいゴールドと深いブルーの対比によって、深海用モデルらしい力強さにこれまでとは異なる表情が加わった。高い防水性能というシリーズの根幹を保ちながら、ケース素材の変更によって外観を大きく刷新した一作で、発売は2024年春を予定。価格は7,510,800円となっている。
二種類のゴールドで魅せるスカイドゥエラー
「オイスター パーペチュアル スカイドゥエラー」は、同時に2つのタイムゾーンを表示できるほか、年次カレンダーを備えるモデル。2024年新作では、その機能的な構成を引き継ぎながら、2種類のゴールドと異なるダイアルを組み合わせた。
18ctエバーローズゴールド製にはスレートダイアルを採用し、価格は7,482,200円。18ctイエローゴールド製にはホワイトダイアルを合わせ、7,066,400円で展開される。発売はいずれも2024年春だ。柔らかな色合いのエバーローズゴールドと落ち着いたスレート、鮮やかなイエローゴールドと明るいホワイトという異なる組み合わせによって、同じ機能を持つ時計に別々の個性を与えている。
2024年の5シリーズを振り返ると、ロレックスは時計の基本的な役割を守りながら、その周囲を形作る素材と色に変化を加えている。天然マザーオブパールを取り入れたデイトナ、二色ベゼルのGMT マスター Ⅱ、ゴールドとダイアルを多彩に組み合わせたデイデイト、初めて18ctイエローゴールドを採用したディープシー、二種類の貴金属で展開されるスカイドゥエラー。モデルごとの歴史を保ちつつ、新しい外観へ導いたことが2024年新作の大きな特徴となっている。
Monday, September 28, 2026
重厚感と洗練が交差するドーバー限定の極上レザージャケット
冬の銀座で異彩を放つコレクターズピースの存在感は、単なるラグジュアリーの枠を超えた特別な熱量を帯びている。最高峰のクラフトマンシップと独創的な世界观が共鸣する場所として知られるドーバー ストリート マーケット ギンザにおいて、極めて希少な限定アウターラインナップが姿を現した。本来のタフな佇まいに洗練された都会的なニュアンスが加わり、服好きの心を揺さぶる美しい造形美が構築されている。
質感の奥深さに息をのむような馬革特有の滑らかな表皮は、牛革とは異なる独特の手触りと優美なエイジングを予感させる。使い込むほどに艶やかな光沢を増し、所有者の身体に寄り添いながら時間をかけて育っていく過程こそ、本物のアウターを愛用する醍醐味と言えるだろう。丁寧になめされた馬革の質感が際立つ無駄のないプレーンな漆黒のデザインは、着る人のスタイルや感性をダイレクトに引き立てる力強いオーラを秘めている。
ストリートの感性とクラシカルな重厚さが絶妙なバランスで融合した存在として、ストリートシーンの真髄を宿すスーパー コピーの名品は、多くのファッションフリークから長年にわたり深く支持されている。無骨でありながらどこか気品を漂わせる佇まいは、モードな装いからカジュアルな着こなしまで自然に馴染み、圧倒的な完成度で日常のスタイルを格上げしてくれる。
普遍的な魅力を誇るアイコンモデル「BASIC MOTO VJ」や「JJ DEAN VJ」をはじめ、レイヤードの幅を広げるベストタイプまで一堂に揃う本企画は、まさにファン垂涎の構成となっている。過飾を削ぎ落としたブラックのワントーン表現により、シルバーフックやジッパーなどの細部ディテールが一層際立ち、洗練された美意識を際立たせる。
職人技術の結晶とも言える重厚な装飾アパレルにおいて、長年トップに君臨するクロムハーツの独創的なレザージャケットは、まさに大人の憧れを象徴する究極のマスターピースである。唯一無二の存在感とストリートにおける美学が見事に調和したデザインは、羽織るだけで圧倒的なオーラを演出し、スタイリング全体に深みをもたらす。
独自のセンスで展開されるクロムハーツ スーパー コピーの重厚なアクセサリーやアパレルラインは、洗練されたシルエットと極上のマテリアルが織りなす圧倒的な完成度を誇り、高品質な仕いたてとして評価され、多くの服好きから愛され続けている。流行に左右されないタフなレザーアウターは、ワードローブの主役として長く活躍する優れた耐久性を備えている。
高級感あふれる仕立てでありながら、手の届きやすい激安価格帯で購入できる選択肢や、便利な通販市場でも人気が高く、自分に合ったスタイルを追求する大人たちから多大な支持を集めている。優良なレザーの質感とこだわり抜かれたディテール表現は、妥協のない着こなしを求めるユーザーにとって魅力的で満足度の高い一着となっている。
手軽にオンラインで選べる通販を利用して手に入れるファンも多く、ハイエンドな装いを手軽に楽しみたい層から注目されている。妥協のないクオリティを実感できるN級品レベルの完成度として語られるアウターアイテムは、装い全体の完成度を劇的に高め、洗練された大人の着こなしを鮮やかに昇華させてくれる。
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Friday, September 18, 2026
冬の日常に溶け込むカナダグース新作
寒さへの備えだけでなく、毎日の動きや服装とのなじみ方まで考えたダウンアウターが、カナダグース(CANADA GOOSE)の「ジャパンエクスクルーシブ」から登場する。2025年秋冬シーズンに展開されるのは、メンズの「メイトランド パーカ ジャパンエクスクルーシブ」と、ウィメンズの「チェルシー パーカ ジャパンエクスクルーシブ」。どちらも日本人のスタイルや国内の気候を意識したシリーズならではの設計を取り入れつつ、それぞれ異なる方向から使いやすさを追求している。カナダグース京都店では2025年8月22日(金)から先行販売を行い、9月6日(土)からカナダグース各店で展開される。
日本の日常を基準に仕立てたシリーズ
「ジャパンエクスクルーシブ」は、日本の環境で快適に着用できることを意識しながら、カナダグースが培ってきた品質や機能を落とし込んだアウターシリーズだ。今回の新作でも、ダウンの存在感を生かしながら、街中で取り入れやすいフォルムや色、着用時の細かな使い勝手まで丁寧に整えられている。
カラー構成は、強いアクセントを前面に出すのではなく、日常のワードローブに合わせやすい落ち着いたトーンが中心。メンズではブラック、ネイビー、ディープタンの3色、ウィメンズではタンとブラックの2色を用意する。
同じシリーズに属する2つのモデルだが、デザインの考え方はそれぞれ異なる。メンズはワークウェアを思わせるディテールと収納性、動作のしやすさを重視。一方のウィメンズは、素材の機能に加えて、シルエットを自分で調整できる仕組みが大きな特徴になっている。
収納と可動性を備えたメイトランド
メンズ向けの「メイトランド パーカ ジャパンエクスクルーシブ」は209,000円。外観からまず目を引くのが、フロントに配置された4つのユーティリティパッチポケットだ。実際の収納スペースとして役立つだけでなく、アウター全体に立体的な表情を与え、クラシカルなワークウェアを思わせる雰囲気を形成している。
生地には、さらりとしたドライな肌触りと撥水性を併せ持つ素材を使用。冬の外出時に着るダウンとして機能を確保しながら、素材そのものの質感にも特徴を持たせている。
さらに注目したいのは、身体の動きまで想定した設計だ。サイドシーム部分にジップを備えることで、厚みのあるアウターを着た状態でも動きやすさへ配慮。歩行時や座った際など、日常のさまざまな動作を考えたディテールとなっている。
袖口はリブニット仕様。冷たい空気が入り込みやすい手首周りを包み込み、暖かさを保ちやすくしている。大きな装飾によって印象をつくるのではなく、ポケット、サイドジップ、袖口といった各部に役割を持たせることで、メイトランドならではのキャラクターを完成させている。
ブラックは着こなしを引き締めやすく、ネイビーは黒とは異なる深みを楽しめる色。ディープタンではワークテイストがより視覚的に伝わりやすく、同じデザインでもカラーによって異なる表情を選べる。
チェルシーは着こなしに合わせて変化
ウィメンズの「チェルシー パーカ ジャパンエクスクルーシブ」は231,000円。従来の「チェルシー パーカ」をアップデートしたモデルとして登場し、すっきりと現代的にまとめたフォルムに、着用方法を変えられる機能を組み込んでいる。
使用される素材は、耐久性と撥水性の両方を備えたマットな質感。ダウンアウター特有のボリュームがありながら、表面の光沢を抑えることで落ち着いた印象に仕上げられている。
このモデルを特徴づけるのが、ウエストの内側に設けられたドローコードだ。そのまま着用すれば自然なシルエットを楽しめる一方、コードを絞ることでウエスト周辺のフォルムを変えることができる。ボトムスやインナーとのバランス、あるいはその日の好みに合わせて、同じ一着でも輪郭を調整できる仕様となっている。
首元にも変化を加えられるよう、フードは取り外し可能。フードを備えた状態では冬らしいボリューム感が生まれ、外せばよりすっきりとした印象になる。ウエストとフードの両方に可変性を持たせることで、固定された着方だけに限定されないダウンへと仕上げられている。
カラーは柔らかく落ち着いたタンと、幅広い服装になじませやすいブラック。マットな生地の質感と相まって、シンプルな色使いの中でも素材やフォルムを楽しめる構成だ。
詳細
カナダグースの2025年秋冬「ジャパンエクスクルーシブ」新作アウターは、2025年9月6日(土)からカナダグース各店で発売。カナダグース京都店では8月22日(金)より先行して販売される。
メンズの「メイトランド パーカ ジャパンエクスクルーシブ」は209,000円で、ブラック、ネイビー、ディープタンの3色展開。ウィメンズの「チェルシー パーカ ジャパンエクスクルーシブ」は231,000円で、タンとブラックの2色が揃う。
4つのポケットやサイドジップなど、使う場面を想像させる機能を随所に配置したメイトランド。ドローコードと着脱式フードによって、着る人自身がフォルムを調整できるチェルシー。単に防寒性を求めるだけではなく、日本での日常生活の中でどのように着るかまで視野に入れた点が、今回の2モデルに共通する魅力となっている。
Wednesday, September 16, 2026
冬を彩るバーバリーの立体アウター
冬のスタイリングでは、アウターの選び方が全体の印象を大きく左右する。防寒性はもちろん、丈感やボリューム、素材の表情まで含めて一着でコーディネートを成立させたい季節だ。バーバリーは、そんな冬の装いに向けたウィメンズ&メンズの新作アウターを集めた期間限定ストアを、2025年12月10日から16日まで大阪・阪急うめだ本店で展開。ブランドを象徴するトレンチコートとともに、季節感のあるダウンやキルト、ダッフルコートが並んだ。
シルエットで魅せる冬アウター
ウィメンズの「ベルテッド ベリーヒル パディッド カーコート」は、346,500円で登場したショート丈のダウンジャケット。全体にはゆとりを持たせながら、ウエスト部分をベルトで引き締めることで、裾に向かって立体的に広がるメリハリのあるフォルムへ仕上げられている。厚みのある冬アウターでありながら、身体の輪郭を完全に覆い隠さず、スタイリングに抑揚を与えてくれる設計が印象的だ。
中綿にはグースダウンとフェザーを使用。冬の冷たい空気に対応する暖かな着心地を確保しつつ、ショート丈ならではの軽快なバランスも残されている。ワイドパンツと組み合わせればボリューム同士を生かした着こなしに、細身のボトムなら腰位置のベルトがより際立つ。ダウンジャケットを単なる防寒アイテムとしてではなく、一枚でスタイリングの方向性を決めるアウターへと仕立てている点に、バーバリーらしいデザイン感覚が表れている。
限定キルトとダッフルに宿る英国らしさ
阪急うめだ本店限定で展開されたウィメンズの「フロリストンキルト ジャケット」は345,400円。アーカイブのバーバリーチェックを大胆に取り入れながら、柄を構成するラインをベルトモチーフに見立てた遊び心のあるデザインだ。長く親しまれてきたチェックをそのまま使用するだけでなく、視覚的な仕掛けを加えることで、クラシックな柄に新しいリズムを生み出している。
襟や袖口、ポケットの縁にはブラックのコーデュロイパーツを配置。柔らかなチェック柄の表情に濃色の異素材を加えることで、全体の輪郭を引き締めている。遠目ではバーバリーらしいチェックアウターとして映りながら、近くで見ると素材の切り替えや線の構成に細かな工夫が見えてくる。冬の装いに柄を取り入れたい人にとっても、アウター一枚を主役にしやすい仕上がりとなった。
メンズからは、同じく阪急うめだ本店限定の「ハロゲート ショート ダッフルコート」が521,400円で登場。暖かみを感じさせるウールコットン地に、穏やかなアイボリーとブラウンのストライプを走らせた。ダッフルコート特有の重厚さを残しながらも、落ち着いた色調によって柔らかな印象へと整えられている。
左ポケットにはバーバリーを象徴する「馬上の騎士」モチーフを配置。さらに、水牛の角を使ったトグルとボタンにはブランドロゴが刻印されている。視線を集める大きな装飾ではなく、細部を追うことでブランドの意匠に気づける構成だ。ショート丈という点も現代的で、クラシックなダッフルコートを都市生活へ取り入れやすいバランスに更新している。
2025年冬コレクションも一堂に
期間限定ストアでは、この3型だけでなくバーバリー 2025年冬コレクションから幅広いアイテムが展開された。英国らしいアウトドアのロマンを感じさせるウェアに加え、ブランドを代表するトレンチコートなどもラインナップ。ダウン、キルト、ダッフルと異なるカテゴリーを同じ空間で見比べることで、バーバリーが描く冬のワードローブを立体的に捉えることができる。
開催場所は阪急うめだ本店1階コトコトステージ11。住所は大阪府大阪市北区角田町8-7、営業時間は10時から20時、問い合わせ先は06-6361-1381となる。限定アイテムという特別感だけに頼らず、アーカイブのチェックや英国的な素材使いを現代のシルエットへと置き換えた今回のラインナップ。冬の街で実際に着た姿まで想像すると、バーバリーが長く受け継いできた要素が、今の生活に合わせて丁寧に更新されていることが見えてくる。
Friday, September 11, 2026
プラダの革靴に宿る使い込んだ風合い
プラダ(PRADA)の2026-27年秋冬メンズコレクションから、革そのものの表情を生かした新作シューズが登場する。ラインナップの中心となるのは、薄いソールで軽快に仕立てたレザースニーカー「プラダ コラプス」と、クラシカルな登山靴を思わせるブーツ、そしてダービーシューズ。いずれも新品らしい均一な質感に整えるのではなく、長く履き込んできたような色やシワ、凹凸をデザインとして取り入れている。2026年7月中旬から順次、プラダ直営店および公式オンラインストアで販売される。
時間を重ねたような薄底レザースニーカー
新作を象徴する「プラダ コラプス」レザースニーカーは、すっきりとした薄底のフォルムに、エイジング加工を施したレザーを組み合わせたモデル。価格は各187,000円の予定で、ブラック、アイボリー、ブラウンの3色が用意される。
このモデルで印象的なのは、革を新品の状態に見せるのではなく、あえて使い込まれた品のような佇まいへ導いている点だ。レザーには柔らかな質感があり、色にもわずかに褪せたようなニュアンスを加えることで、長年愛用してきた靴を思わせる親しみのある表情を生み出している。シャープな薄底シルエットと、時間の経過を感じさせる革の風合いがひとつのシューズの中で共存する。
カラーごとに異なるシューレースの組み合わせも、足元にメリハリを加えるポイントだ。ブラックのアッパーにはオレンジ、アイボリーにはグレー、ブラウンにはレッドのシューレースをセット。アッパーと同系色でまとめるのではなく、異なる色を差し込むことで、落ち着いたレザーの表情に鮮やかなアクセントを添えている。
特にブラックとオレンジ、ブラウンとレッドという組み合わせでは、褪せたような革の色合いとシューレースの色がそれぞれ際立つ。一方、アイボリーとグレーは明暗差を抑えた組み合わせで、同じ「プラダ コラプス」でもカラーによって印象が変化する。エイジング加工、柔らかなレザー、コントラストを効かせた靴紐という複数の要素によって、シンプルな薄底スニーカーに奥行きを与えた。
凹凸ある革を生かしたブーツとダービー
同じ2026-27年秋冬シーズンには、より重厚な足元をつくるダービーシューズとブーツも揃う。「カラーレースド」ダービーシューズはブラックとブラウンの2色で、各242,000円の予定。ブーツはダークブラウンとブラウンを展開し、各319,000円の予定となっている。
デザインの着想を感じさせるのは、昔ながらの登山靴を思わせるクラシカルなフォルム。そこに均質ではないレザーの質感を重ねることで、端正な革靴とは異なる力強い表情へ仕上げている。
革には温かみのあるシワや凹凸が現れているが、これは素材が偶然変化したものではなく、加工によって意図的に作り出したもの。ハンマーで革を打ち付けたり、表面へあえてやすりをかけたりする工程を取り入れ、一足の中に複雑な濃淡と質感を形成している。履き始めから、すでに時間を経て馴染んだ靴のような趣を感じられる仕上がりだ。
足元の輪郭にも十分な存在感を持たせた。ソールにはボリュームを加え、甲の部分にも厚みを出すことで、ブーツやダービーシューズらしい無骨さを強調。薄底の「プラダ コラプス」が横方向へ軽く伸びる印象なのに対し、こちらは厚みのある立体的なフォルムによって力強さを見せる。
また、スニーカーと同じくシューレースにはアッパーと異なるカラーを取り入れた。落ち着いたレザーの中に色のコントラストを差し込み、クラシカルな登山靴を思わせる造形に現代的なアクセントを添えている。
薄底スニーカーからボリュームのあるブーツまで、新作に共通するのは、整いすぎた革ではなく、使い込んだ時間を連想させる表情を前面に出していること。色褪せ、シワ、凹凸といった要素を加工で生み出し、さらに鮮やかなシューレースを重ねることで、プラダならではの2026-27年秋冬の足元を形作っている。
【詳細】
プラダ 2026-27年秋冬 メンズシューズ
発売時期:2026年7月中旬~順次
販売店舗:プラダ直営店、公式オンラインストア
・「プラダ コラプス」ブラック/アイボリー/ブラウン レザースニーカー 各187,000円
・カラーレースド ブラック/ブラウン ダービーシューズ 各242,000円
・ダークブラウン/ブラウン ブーツ 各319,000円
※価格はすべて予定価格
【問い合わせ先】
プラダ クライアントサービス
TEL:0120-45-1913
Maison Margielaが大阪で描いた、記憶をつなぐバッグと空間
アーカイブを引用するとき、過去の形をそのまま戻す必要はない。メゾン マルジェラの2026年秋冬「リンクバッグ」は、その考え方をよく示している。2001年に発表されたチェーンリンクネックレスの記憶を、現在のバッグのストラップへ移したからだ。大阪・阪急うめだ本店で開かれた期間限定スト...
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