プラダ(PRADA)の2026-27年秋冬メンズコレクションから、革そのものの表情を生かした新作シューズが登場する。ラインナップの中心となるのは、薄いソールで軽快に仕立てたレザースニーカー「プラダ コラプス」と、クラシカルな登山靴を思わせるブーツ、そしてダービーシューズ。いずれも新品らしい均一な質感に整えるのではなく、長く履き込んできたような色やシワ、凹凸をデザインとして取り入れている。2026年7月中旬から順次、プラダ直営店および公式オンラインストアで販売される。
時間を重ねたような薄底レザースニーカー
新作を象徴する「プラダ コラプス」レザースニーカーは、すっきりとした薄底のフォルムに、エイジング加工を施したレザーを組み合わせたモデル。価格は各187,000円の予定で、ブラック、アイボリー、ブラウンの3色が用意される。
このモデルで印象的なのは、革を新品の状態に見せるのではなく、あえて使い込まれた品のような佇まいへ導いている点だ。レザーには柔らかな質感があり、色にもわずかに褪せたようなニュアンスを加えることで、長年愛用してきた靴を思わせる親しみのある表情を生み出している。シャープな薄底シルエットと、時間の経過を感じさせる革の風合いがひとつのシューズの中で共存する。
カラーごとに異なるシューレースの組み合わせも、足元にメリハリを加えるポイントだ。ブラックのアッパーにはオレンジ、アイボリーにはグレー、ブラウンにはレッドのシューレースをセット。アッパーと同系色でまとめるのではなく、異なる色を差し込むことで、落ち着いたレザーの表情に鮮やかなアクセントを添えている。
特にブラックとオレンジ、ブラウンとレッドという組み合わせでは、褪せたような革の色合いとシューレースの色がそれぞれ際立つ。一方、アイボリーとグレーは明暗差を抑えた組み合わせで、同じ「プラダ コラプス」でもカラーによって印象が変化する。エイジング加工、柔らかなレザー、コントラストを効かせた靴紐という複数の要素によって、シンプルな薄底スニーカーに奥行きを与えた。
凹凸ある革を生かしたブーツとダービー
同じ2026-27年秋冬シーズンには、より重厚な足元をつくるダービーシューズとブーツも揃う。「カラーレースド」ダービーシューズはブラックとブラウンの2色で、各242,000円の予定。ブーツはダークブラウンとブラウンを展開し、各319,000円の予定となっている。
デザインの着想を感じさせるのは、昔ながらの登山靴を思わせるクラシカルなフォルム。そこに均質ではないレザーの質感を重ねることで、端正な革靴とは異なる力強い表情へ仕上げている。
革には温かみのあるシワや凹凸が現れているが、これは素材が偶然変化したものではなく、加工によって意図的に作り出したもの。ハンマーで革を打ち付けたり、表面へあえてやすりをかけたりする工程を取り入れ、一足の中に複雑な濃淡と質感を形成している。履き始めから、すでに時間を経て馴染んだ靴のような趣を感じられる仕上がりだ。
足元の輪郭にも十分な存在感を持たせた。ソールにはボリュームを加え、甲の部分にも厚みを出すことで、ブーツやダービーシューズらしい無骨さを強調。薄底の「プラダ コラプス」が横方向へ軽く伸びる印象なのに対し、こちらは厚みのある立体的なフォルムによって力強さを見せる。
また、スニーカーと同じくシューレースにはアッパーと異なるカラーを取り入れた。落ち着いたレザーの中に色のコントラストを差し込み、クラシカルな登山靴を思わせる造形に現代的なアクセントを添えている。
薄底スニーカーからボリュームのあるブーツまで、新作に共通するのは、整いすぎた革ではなく、使い込んだ時間を連想させる表情を前面に出していること。色褪せ、シワ、凹凸といった要素を加工で生み出し、さらに鮮やかなシューレースを重ねることで、プラダならではの2026-27年秋冬の足元を形作っている。
【詳細】
プラダ 2026-27年秋冬 メンズシューズ
発売時期:2026年7月中旬~順次
販売店舗:プラダ直営店、公式オンラインストア
・「プラダ コラプス」ブラック/アイボリー/ブラウン レザースニーカー 各187,000円
・カラーレースド ブラック/ブラウン ダービーシューズ 各242,000円
・ダークブラウン/ブラウン ブーツ 各319,000円
※価格はすべて予定価格
【問い合わせ先】
プラダ クライアントサービス
TEL:0120-45-1913
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